京都で、志望校の決まっている子の家庭教師をする場合、かなりのプレッシャーになると思います。親も子どもを志望校に入れたがっているはずですし、おそらく家庭教師は、そのために依頼しているはずです。気負う必要はありませんが、確実に受験に向けてのリズムを作ってあげましょう。京都でも、夏休みは受験の天王山と言います。
夏休みを制す者は受験を制すといって、学校のない長期休暇でどれだけの成果が上がるかに掛かっているのです。夏休みには、その時点までの授業の総復習をさせましょう。もちろん、二年や一年で習ったことも含めてです。そして二学期以降は、志望校の赤本や同じレベルの問題が出題されているワークブックなどをすすめます。
この受験勉強のポイントは、受験全体の概要を夏休みまでに終了させ、二学期からは個別の志望校への受験勉強に切り替えるということです。二学期に入ってしまうと、受験まではほとんど時間がないと考えて良いでしょう。志望校のレベルのテスト問題を、時間を計ってやらせるようにします。本番で時間切れにならないよう、問題への時間配分も気を付けるように指導します。
受験で選択する科目はすでに決まっているでしょうから、それらについてもフォローを入れます。試験までいよいよ時間が無くなったら、京都の家庭教師派遣センターなどに来ている情報を、取りまとめて教えておきましょう。受験テクニックについて伝授するのです。最後は赤本を何度もくり返し、子どもに「志望校の問題がちゃんと解ける」という意識を植え込んでください。
受験前に弱気になるのが、もっともいけないことです。最後までしっかりと支えてあげてください。