学校等で、教師の負担が大きくなっていると言います。勉強を教えるだけでなく、日々の道徳も学校生活の中で教えて行かなければなりません。それも一人や二人ではなく三十人はいる状況なのですから、苦労が分かるというものです。どうにか業務の一つでも軽減して上げたいところですが、人を増やすのは大変なので文明の利器でなんとかしましょう。
面倒な作業として分かりやすいものに、テストの採点があります。頻繁にテストをして学力のチェックをしなければなりませんが、三十人の採点をするのが一人なら、三十回同じ確認をしなければなりません。それも5問や6問ではないのです。そこで、活用したいのがデジタル採点ソフトです。
デジタル採点ソフトはその名の通りプログラムで採点してくれるもので、一度正解を入力すれば、それが合っているかどうかを自動で行ってくれます。このデジタル採点ソフトのありがたいところは、答案を画像として読み取って、ocr機能により文字を解読してくれる点です。この機能があるために完璧とまではいきませんが、不明なところだけ残しておいてくれるだけで教師として非常にありがたいのは分かるはずです。多くの学校では、まだデジタル採点ソフトは導入されておらず人力で採点を行っています。
しかし今後、精度が上がって行くデジタル採点ソフトの利用を検討する学校も増えて行くでしょう。そもそも必ずしも教師本人がやらなくていい作業ではあるのです。